こんにちは、「ドングリ坊や」です!
今回は、山から伐り出した**ナツツバキ(夏椿)**を製材してみた体験についてお話ししたいと思います。この木は、特徴的な滑らかな樹皮と美しい木目で知られ、加工や作品づくりに適した素材です。製材を通して感じたことや学びをシェアしていきます。
ナツツバキとは?
ナツツバキ(学名:Stewartia pseudocamellia)は、ツバキ科の落葉広葉樹で、日本では庭木や景観樹として人気があります。夏に咲く白い花が特徴的で、別名「シャラノキ」とも呼ばれています。木材としてはそこまで流通量が多くないため、自分で製材する楽しみがありました。
基本情報 l【科名】ツバキ科(ナツツバキ属)
落葉広葉(散孔材)
(産地】本州(福島県以南)、四国、九州【比重】0.64~0.88
硬い 特徴 薪割りは難しい。なかなか割れない。
製材の準備
今回使用したのは、直径20cmほどのナツツバキの丸太です。山での伐採後、2ヶ月ほど乾燥させてから製材作業をスタートしました。ナツツバキは比較的小ぶりな木が多いため、取り扱いやすいのが特徴です。
製材の工程
1. 丸太を確認
製材前に、ナツツバキの木目や節の状態をチェックしました。ナツツバキの木目は細かく、特に中心部に美しい縞模様が出やすいのが魅力です。乾燥による割れが少なかったため、良い状態の丸太でした。
4. 仕上げ
切り出した板を鉋とヤスリで仕上げました。ナツツバキ特有の滑らかな質感が浮き出て、触っているだけでも癒される感覚でした。
製材して感じたこと
ナツツバキは、木肌が非常に美しいのが印象的でした。特に、白っぽい色味の中にほんのりピンクがかった部分があり、独特の優雅さを感じさせます。また、硬いが加工がしやすく、初心者でも扱いやすい木材だと思いました。
ただし、ナツツバキは乾燥中に少し反りやすい傾向があるため、製材後はしっかりと均等に乾燥させることが重要です。乾燥を丁寧に行えば、家具や小物作りにも最適な素材になると感じました。
今後の活用アイデア
今回製材したナツツバキの板材は、小物や雑貨を作るのに使おうと思っています。
また、この木材の魅力を活かして、ナツツバキの素材感を伝える動画も作成予定です。加工の様子や完成品をぜひ楽しみにしてください!
おわりに
ナツツバキを製材することで、自然の中で育った木がどれだけ魅力的な素材なのかを再認識しました。木と向き合う作業は、自然とのつながりを感じられる貴重な時間です。
皆さんも、身近な木材に目を向けてみてはいかがでしょうか?「ドングリ坊や」では、これからも木材の魅力を発信していきますので、ぜひブログや動画をチェックしてみてください!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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