モッコクの木を製材してみた!

木の話

最近取り組んでいる木工プロジェクトの一環として、モッコクの木を使った製材と作品制作を行いました。今回のプロセスを簡単にまとめたショートムービーをYouTubeにアップしていますので、ぜひご覧ください!

モッコクとは?

モッコク(木斛)は日本を代表する木材のひとつで、美しい木目としっかりした硬さが特徴です。庭木や装飾用としても人気が高く、木工素材としても非常に優れています。

別名:アカミノキ

学名Ternstroemia gymnanthera

科名:モッコク科(サカキ科)

分類:常緑広葉樹(散孔材)

分布:本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄

比重:0.70(硬い)

成長が遅いことから木材としての価値が高く、特にその細やかな木目が特徴です。また、「仏法の木」とも呼ばれるように、古くから神聖な存在とされてきました。

丸太から板材、そして作品へ

今回の挑戦では、以下の流れで進めました:

1. 丸太の切り出し

 庭木から伐採したモッコクの丸太を加工しました。この段階では、木目の美しさや節の位置を見極めながら切り分けました。

2. 板材の製材

 製材した板材は、木目の繊細さが際立ち、とても魅力的でした。モッコク特有の硬さとしっとりした質感が感じられる一枚に仕上がりました。

3. ユニークな作品作り

 最終的に、この素材を使って「木のバナナ」を制作しました。遊び心あふれるアイデアですが、木目と形が相まって、思わず手に取りたくなるような仕上がりになりました。

ショートムービーで製作の裏側を公開中

YouTubeには、この製作過程をショートムービーとしてまとめています!短時間で丸太が板材、そして作品へと変化する様子をぜひお楽しみください。

▶️ YouTubeショート動画はこちらから(リンクを挿入)

モッコクの魅力

モッコクは木工に適した特徴を持っています。その硬さや耐久性、そして美しい木目は、どんな作品に加工しても映えます。今回の挑戦を通じて、さらにその魅力を深く感じました。

次回の挑戦は?

次はこの板材を使った別の作品にも挑戦したいと考えています。自然の素材を活かしたユニークなアイテムをどんどん作り、動画や記事で発信していきますのでお楽しみに。

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