はじめに
先日、庭で手に入れた柿の木を製材しました。柿の木は果実が有名ですが、その木材もなかなかの魅力を持っています。今回の記事では、柿の木の製材の過程や、その特徴についてお伝えします。
製材する柿の木について
今回手に入れたのは、直径20cm、長さ約2mの柿の木です。柿の木は硬く、密度が高いことで知られていますが、あまり一般的に木材として使われるイメージはありません。
基本情報
【科名】カキノキ科(カキノキ属)
落葉広葉掛(散孔材)
【産地】本州、四国、九州
【比重】 0.60~0.85 硬いところと柔らかいところがある。 乾燥時カビが生えやすい。
木目の確認
製材後の柿の木は、なんと黒と白が交じり合う独特の木目が現れました。これは柿の木ならではの特徴です。加工していない状態でも芸術的な表情があります。
3. 柿の木の特徴
• 硬さ:硬すぎず、加工しやすいですが、硬さにムラがあります。家具や彫刻にも適しています。
• 木目:黒と白のコントラストが美しく、他の木にはない個性を感じます。
• 用途:小物づくりや装飾品、テーブル材としても魅力的です。
注意点としては、割れやすいため、ゆっくりと乾燥させる必要があります。あと乾燥時にカビが生えやすいです。
製材した木材の今後
今回製材した柿の木は、小物やアート作品として加工する予定です。製材直後の状態を見ただけでも、完成が楽しみです。
おわりに
柿の木は果実のイメージが強いですが、木材としても十分に魅力があります。製材することで新たな可能性を発見できました。これからも山や庭の木を一本ずつ大切に活用し、その過程をお伝えしていきます。
次回はこの柿の木を使った小物の制作過程をご紹介します。お楽しみに!
最後に
「こんな木を製材してほしい」「木材加工のリクエストがある」など、気軽にコメントで教えてください!
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