金木犀を製材してみた!

木の話

こんにちは、どんぐりぼうやです!森や山の中で、木を切り、作り、遊ぶ。そんな自然と遊ぶ世界へようこそ!」今日は金木犀を伐採して製材したお話をお届けします。

金木犀と言えば、その甘い香りで秋を彩る庭木として有名ですが、木材として使われることはほとんどありません。今回、そんな金木犀を加工してみたので、発見や感想をシェアしたいと思います!

金木犀伐採後

金木犀を伐採・製材する理由

伐採された金木犀が手に入ったとき、「この木はどんな木目をしているんだろう?」と興味を持ちました。普段は鑑賞用の樹木として扱われる金木犀ですが、加工してみると意外な魅力が見つかるのでは?そんな期待を胸に、早速製材に挑戦することにしました。

金木犀の材木基本データ

科名】モクセイ科(モクセイ属)
広葉樹(紋様孔材)
【産地】各地で庭木などに。中国原産                                                        
【比重】0.71  この紋様孔材は珍しく、他にはヒイラギの木もそれに当てはまります。

紋様孔材 金木犀

製材の工程

製材は以下のような手順で行いました。

1. 丸太を切り分ける

まずはチェーンソーで丸太を扱いやすいサイズにカットしました。この時点で、金木犀特有の香りはありません。

2. 木の状態を確認

切り口を確認すると、木目がとても緻密で、色合いも明るいベージュ。これはいい作品になりそうだと期待が膨らみました。

3. 板材に加工

次に製材機を使って、丸太を板材に仕上げました。乾燥中の湿気を抜くため、適度な厚みに調整しました。

製材後

金木犀の魅力

今回の製材で、金木犀には以下のような特徴があると感じました。

1. 木目の美しさ

細やかで緻密な木目がとても印象的でした。派手さはないものの、優しい色味と滑らかな木肌が、家具や小物にぴったりだと思いました。

2. 作業中の香り

製材中、香りは特になし。

3. 加工のしやすさ

湿気を多く含んだ状態でしたが、硬さはかなり硬い感じがしますが、加工は比較的スムーズでした。乾燥後の仕上がりも楽しみです。

今後の活用方法

今回製材した金木犀の板材は、次のような作品に活かしていこうと考えています。

アクセサリースタンド

木の優しい雰囲気を活かして、ジュエリーや小物を置けるスタンドを作ってみたいです。

ミニチュアの道具

金木犀の独特な木目を活かして、小型の道具や装飾品を制作する予定です。

動画も公開中!

今回の製材の様子をYouTubeに投稿しました!

木を切り出すところから製材までの過程を詳しく記録していますので、ぜひご覧ください。

👉 動画はこちら

最後に

金木犀の木材に触れる機会は滅多にないので、今回の製材体験は非常に貴重でした。普段見慣れた木でも、加工してみると新しい一面が見えるのが面白いですね。

これからも珍しい木を扱ったり、木材の魅力を伝える活動を続けていきたいと思います!次回は、この金木犀の木材を使った作品作りの様子をお届けする予定です。お楽しみに!

読んでいただきありがとうございました!コメントやご意見もお待ちしております。

必要に応じて内容をカスタマイズしたり、写真を追加して完成度を高めてください!

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