きょうは コナラ と ミズナラ を並べて、木口や木目をじっくり観察してみた。
同じ「ナラ」の仲間だけど、よーく見ると性格の違いがあらわれてて面白いんです。

コナラの特徴
まずはこちら、コナラ。

- かたさ:しっかり固い。ノコギリを入れても「カチッ」とした抵抗を感じる。
- 年輪の幅:ミズナラに比べて広め。年ごとの成長がはっきりわかる。
- 印象:硬い分、加工には力がいるけど、頼もしい材。
ミズナラの特徴
つづいて、ミズナラ。

- かたさ:コナラよりも少しやわらかい。刃物の通りはスムーズ。
- 年輪の幅:コナラより狭い。ぎゅっと詰まってて繊細な表情。
- 印象:加工はしやすいけど、仕上がりは上品で落ち着いた雰囲気。
並べてみると…
こうして小口を比べて見ると、
コナラ↓

ミズナラ↓

- コナラ → 硬くて、年輪幅が広い
- ミズナラ → やややわらかくて、年輪幅が狭い
っていう違いがハッキリ見えてくる。
「同じナラでも、育ち方や性格がこうも違うのか!」って実感します
まとめ
コナラはがっしり、ミズナラはしなやか。
どちらもナラらしい良材だけど、用途や好みによって使い分けると面白い。
そんなふうに呼んでもいいかもしれない。
実際は個体差があるから、これが正しいとういわけではないので、参考程度でお願いします。
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