木製品の仕上げ方法に興味がある方に向けて、今回は渋柿液とワトコオイルを使用して、木製ピンチを漬け込み、仕上がりを比較しました。それぞれの特徴や違いを写真付きでご紹介します!
使用した材料
• 渋柿液(無臭)
国産の純天然素材で作られた渋柿液です。木材の保護や防腐効果が期待され、昔ながらの仕上げ方法として親しまれています。
• ワトコオイル(ミディアムウォルナット)
木材専用のオイルフィニッシュ。深い色合いとツヤを与え、木目を美しく引き立てる特徴があります。
• 木製ピンチ
比較用として、木製の洗濯バサミを3セット用意しました。
実験方法
1. ピンチを3セットに分け、それぞれ次のように処理しました。
• 左から1番目:何も処理せず、比較用としてそのまま
• 左から2番目: 渋柿液
• 左から3番目: ワトコオイルのみを塗布
2. 渋柿液とワトコオイルを漬け込み、自然乾燥させました。
結果
以下は処理後の木製ピンチの仕上がりです。
• 柿渋液の仕上がり
渋柿液を塗布したものは、控えめな色味でナチュラルな雰囲気をキープしつつ、少し落ち着いたトーンになりました。防腐効果が期待できるため、実用性重視の仕上げに向いています。
• ワトコオイルの仕上がり
ワトコオイルを塗布したものは、木目がはっきりと浮き上がり、濃い色合いとツヤが出ました。装飾性を重視したい場合に最適です。
• 未処理のピンチ
未処理のピンチは素朴な見た目ですが、汚れや水分への耐性が低いため、劣化しやすい印象です。
まとめ
渋柿液とワトコオイルにはそれぞれの良さがあり、使用する目的や好みによって選ぶと良いでしょう。
• ナチュラルで実用性重視: 渋柿液
• 装飾性を高めたい場合: ワトコオイル
今後もこのような実験を通じて、木材仕上げの楽しさや奥深さを皆さんにお伝えしていきたいと思います!
写真を交えながら記事を投稿することで、読者に仕上がりの違いを直感的に伝えることができます。ぜひご参考ください!
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